2017年3月16日木曜日

オーブンでグラフィックボードを焼いた話

こんにちは。ご無沙汰しております、みかちゃんです。
iPhone 5cを落札して以来、様々なモノをヤフオク!で購入しています。
長い間Windowsの入ったコンピュータを使ってきましたが、iPhoneをメインで使うようになってからMacを使ってみたいな〜と思うようになりました。

以前、MacBook late 2009をヤフオク!で15,000円で落札しましたが、どうも調子が悪いです。読み込みがとても遅く、SSDに載せ替えても効果はありません。恐らく、SATAの周りがうまく機能していないのだと思います。
このMacBookにはWindows 7だけをBootCampで入れて、『外はMacBook、中はWindows』のノートパソコンということで使っています(笑)

今回の記事の写真はiPhone 5cで撮影しているので、少々見辛いかと思いますが悪しからず。



●ジャンクなiMacを手に入れた
そんなこんなで快適に使えるMacがなかったので、先日ヤフオク!でiMac Early 2008の24インチモデルを6,000円で落札しました。
北海道の出品者の方で、送料は2,276円でした。あんなに重くデカい物を2,000円ちょっとで運んでくれるヤマト運輸って大変ですね…。

僕がまともに動作するiMacが買える訳ないですよね(笑)
もちろん、ジャンク品です。
Shiftキーを押しながらで無いと起動できないという内容のジャンク品でした。ちなみに、Shiftキーを押しながら起動させると、『セーフブート』モードでMacが起動します。

ところが、何が問題か調べているうちに、真っ青な画面で進まなくなってしまいました。

真っ青な画面で反応しなくなったiMac

●原因は何?
ネットで調べてみると、どうやらグラフィックボードに問題があるようです。
このiMac Early 2008に搭載されているグラフィックボードは『ATI Radeon HD 2600 Pro 256MB』です。このグラフィックボードは長年使用していると、『はんだクラック』を起こして使用できなくなるそうです。
交換部品はヤフオク!で売っていますが、どれも10,000円前後します。
また、このiMacは熱が籠りやすい形をしていて、はんだクラックが起きやすいそうです。

●はんだクラックって何?
そもそもはんだクラックとは、発熱と冷却を繰り返すことではんだが溶け接触不良を起こし使えなくなるというものです。つまり、接触不良になったところをもう一度付け直せばまた使うことができる訳です。
これを治す方法で『リフロー』と『リボール』があります。
リフローは溶けたはんだを温めて溶かし、もう一度くっつけるという方法です。この方法はうまくいけば安く済みますが、はんだクラックが再発することがあります。
リボールは溶けたはんだを取り除き、新しいはんだでくっつけ直す方法です。この方法は高くつきますが、確実に治すことができ、再発の心配もありません。

お金も無いし困ったなと思っていると、壊れたグラフィックボードをオーブンで焼いて直す『焼きグラボ』という興味深い記事を見つけました。

●焼きグラボっておいしいの?
本題の焼きグラボとは、言わばリフローの方法の1つです。
先程書いたように、リフローははんだを溶けるまで温めることができればいいのです。
焼きグラボはオーブンを使ってはんだが溶けるまでグラフィックボードを温め、はんだクラックを治す方法です。
結構な荒技ですが、治ったと書いてある記事をいくつか見つけました。海外のサイトでも、グラフィックボードをオーブンで治したという記事を見つけました。
どうせ壊れているし、ヤフオク!で交換部品を買う前に試してみました。

●僕の試した焼きグラボ
ここからのことを真似する場合はすべて『自己責任』でお願いします。

必要な物は、『分解するためのドライバー』『グリスを剥がせるもの』『グリスを拭き取るもの』『フラックス』『アルミホイル』『オーブン』『治れと祈る心』『治らなくても後悔しない心』です。

まずは、iMacを分解しグラフィックボードを取り出します。
分解の仕方はネットにたくさんあるので割愛します。
取り出せたら、エタノールやグリス剥がしでグリスを綺麗に拭き取ります。

ATIのロゴが入っているところがグラフィックのチップです

次に、フラックスをグラフィックチップの周りに滴るほど塗り込みます。
これでもか!というくらいに塗っておくといいかもです。

次に、アルミホイルでグラフィックボード全体を包みます。
その時に、グラフィックチップは剥き出しにしておきます。


そうしたら、オーブンを予熱します。僕が試した温度は『210℃』です。
予熱はオーブン全体がしっかりと温まるように行って下さい。

予熱が終わったら、いよいよ焼いていきます。


僕が試した時間は『10分』です。
上手に焼けたら、すぐにオーブンから取り出さず、しばらくオーブンに入れたまま冷まします。素手で触っても大丈夫な温度に下がったら取り出して組み立てます。

●結果は?
無事に治りました!!
しばらくこのまま様子を見ていこうと思います。

無事にYosemiteの画面が表示されました!

●最後に
この方法は確実とは言えません。すべては神のみぞ知るです。
僕は最初190℃で8分焼きましたが、数時間で再発しました。
その後、200℃で10分焼きましたが、iMacは起動せず。
最終的に、『210℃で10分焼く』という結果が出ました。
あくまでも、僕のiMacでの結果です。皆さんが全員210℃で10分焼けば治るという訳ではありません。また、温度が高くして焼く時間を掛けて治るという訳でもありません。むしろ、焼けすぎて焦げる、壊れる可能性があります。コンピュータに使われている無鉛はんだの融点は『200℃〜250℃』くらいです。

また、熱が籠りやすいiMacですので、僕はMacs Fan Controlというアプリを入れています。これは、その名の通りファンのコントロールをしてくれます。このアプリでグラフィックボードの温度を監視しつつ、ファンの回転数を制御しています。だいたい、40℃前後になるようにファンの回転数を設定しています。
ファンをフル回転させるととてもうるさいですが、グラフィックボードが壊れるよりかはマシかなと思っています。


これから先、再発しないといいな…!
大事に使っていこうと思います。

机の周りがこんな感じになりました

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