今年の9月に某オークションでXperia proを落札しました。
2,000円くらいで買おうと思っていたのですが、出品者のサブアカウントらしき人に値段をつり上げられて、結局3,850円で落札しました。

このXperia proは2011年10月に発売された古い機種です。
当時のXperiaはSONYでは無く、Sony Ericssonが販売していました。

この頃のXperiaはとにかく様々な種類があって面白かったです。
やたら小さい本体やゲームパッドを付けたもの、手になじむように本体がカーブしているものなど、とにかく面白い機種が多かった時代です。

そんな時代に発売されたXperia proの特徴は『QWERTYキーボードが搭載されている』ことです。




スペックは以下の通りです。

[OS] Android 2.3  (後に4.0へアップデート)
[Chipset] Qualcomm MSM8255 Snapdragon S2
[CPU] Single-core 1.0GHz Scorpion
[GPU] Adreno 205
[RAM] 512MB
[内蔵ストレージ] 1GB
[外部ストレージ] microSDHC 32GBまで対応
[ディスプレイ] 3.7インチ 480x853 265ppi
[本体サイズ] 縦 120x 横 57x 最厚部 13.5mm
[重さ] 約142g
[Wi-Fi] IEEE 802.11b/g/n
[Bluetooth] Ver.2.1 A2DP
[リアカメラ] 800万画素 720p@30fps
[フロントカメラ] VGA

さすがに2011年の機種ですから、性能は期待できません。

一見するとXperia PLAYっぽいです

本体底部です
この頃のXperiaではお馴染みの物理キーとストラップホール
右から『メニュー』『ホーム』『バック』です

本体右側面です
右から『LEDランプ』『HDMI』『音量ボタン』『シャッターボタン』があります

本体上部です
『インカメラ』『各センサー』『microUSB』があります

本体左側面です
右から『電源ボタン』『イヤホンジャック』があります

本体裏面です
Sony Ericssonのロゴがあるだけのシンプルな作りです
ロゴの下はスピーカー、LEDライトの横の穴はセカンドマイクです


この頃の機種は、裏蓋が外れバッテリーの交換が出来ます。
また、SIMカードやmicroSDも蓋を外して抜き差しします。

SIMのサイズは標準です

バッテリー容量はたったの1500mAh


OSはAndroid 4.0で終わっています。
しかし、なぜか本体のみで2.3から4.0へのアップデートは出来ません。
パソコンに接続してROMを書き換える必要があります。
しかも、Flashtoolでもpro用のROMをダウンロードすることができないので、4.0のROMを入手するには一苦労です。

ですが、最近になって2011年製のXperia端末に5.0や6.0のROMを入れられるようになりました。
LegacyXperiaProjectというプロジェクトがあり、そこでCyanogenModをベースに2011年製のXperia用の5.0や6.0が開発されています。

僕も入れてみましたが、今のXperiaに負けないくらい速く、サクサク動きます。
これについてはまた別の記事を書きます…。

Android 6.0 Marshmallowが動作しています!

2011年製のXperiaで最新OSが動くなんて…すごい…


しばらく使ってみましたが、やはりキーボードがついているのはいいですね。
タッチのキーボードだと、間違えてタップしてしまうことが多々あるので、確実に入力できるキーボードはやはり使い勝手がいいです。

キーボードは、パソコンのキーボードの様にカタカタいう感じでは無く、ポチポチとボタンを押していく感じです。このポチポチ具合がたまりません…!

ですが、昔の機種ですから、動作はちょっと遅いです。
特に、ネットの読み込み速度が遅いです。
Wi-Fiもgまでしか対応していないので、最大速度は72Mbpsです。

家の端末で1番新しいOSで動作している端末ですので、もっと遊んでみます。


最後に似たもの同士の記念撮影